リュックの修理(「さる革」交換)

「さる革」が壊れたので修理します。

家で使っているリュックですが、修理の参考に載せます。

うわぶたのベルトを止める部分の修理です。ベルトを通す革の輪っか状のパーツ「さる革」と呼ばれる部分がはずれかけていました。

縫い糸を解いてみるとさる革自体がちぎれていたのでさるかんを交換の上縫い直しました。

(さるかんに問題がなく、縫い糸が切れているだけの場合もあります。)

 

 

少しわかりにくいですが、写真の右側のさる革が今回修理して新しくなったものです。そのため革の色が薄くなっています。左側はもとのままなので、色の違いがわかると思います。

 

この例のさるかん交換の修理価格は一箇所2000円。

糸切れのみなら1500円です。

見積もりだけでも大丈夫ですので修理気になっている方はご相談下さい。

 

メールなどでもご相談受け付けますが、ちゃんとした見積もりは実物をみてからとなります。


リュックの修理(パイピング縫直し)

上蓋のパイピングの縫直し修理です。

布の部分が2箇所、パイピングから取れてしまったので縫い直しました。
それぞれすこしパイピングの縫った部分をほどいての縫い直しです。

 

修理価格は、最初の写真の方が1500円。

ベルトに近い方は、上蓋のベルトを動かさないと縫い直せなかったので、500円プラスになり2000円。

合計3500円の修理でした。

使用頻度はわかりませんが約4年使ってもらってます。

来月も旅行に持って行ってくれるそうで、嬉しい限りです。

修理はCARAPACE製品のみのお取り扱いとなります。

CARAPACEでは修理を前提として製品開発を行っています。素材から、形状、使用道具、作業方法、作業手順までのすべてを通して、修理可能性を考え、その上で、試作品作り、実使用を繰り返して検証し製品化します。そのため開発期間が長くなり、また開発途中で製品化を断念することも多いのですが、手に入れていただいた方が気に入って使い続けたものを修理してより長く使っていただけるとしたら、その方がずっとうれしいことだと思って、こういうやり方をしています。

 

※残念なことに市販品の多くが修理を前提に作られていないため、CARAPACE製品以外の修理はお受け出来ません。ご理解いただければ幸いです。